人気ブログランキング |

タグ:筒描 ( 3 ) タグの人気記事

筒描尺皿 柳紋

b0027248_22360978.jpg
b0027248_22360937.jpg
こちらはどちらも一尺ほどの大きめのものです。
先日丹波の筒描について書きましたが、丹波には柳に蛙が飛びついている紋様の白地の徳利は残っているもののこういうタイプの皿は見かけません。
紋様はむしろ瀬戸の石皿にしばしば見かけるさらっと見事に筆を走らせた風にそよぐ柳の紋様を筒描きに置き換えて、今回の会場でもありますobjectsのお店のロゴもイメージして仕上げました。
あまり今まではうつわにこのような具象を描いたことはなかったことですがこういうものもなんとか進めて行ければまた自分のやきものの幅も拡がるだろうとは思いもするものの、手先も不器用な上に絵心に乏しい自分にはちょっと難しいかもしれません。
それはさておき、これらは絵筆ではなくスリップウェアで散々繰り返してきたスポイトを用いて白泥を絞り出しながら、こころは瀬戸の絵皿に導かれて描いたもので、紋様の上には窯焚きの自然釉が雪か雨のように降り注ぎ、陶器であることでなんとか救われてもいるのではないかとも思います。



by slipware | 2018-04-13 22:54 | 食のうつわ | Trackback

湯呑茶盌 櫛描/筒描

b0027248_10181954.jpg
湯呑茶盌もこれだけではなくまたいろいろなものを作りました。
by slipware | 2018-04-12 10:31 | 茶のうつわ | Trackback

呉洲釉 筒描皿 六寸

b0027248_0205956.jpg

呉洲釉 筒描皿 六寸  2015年末


コバルトを用いた釉薬はまあどう扱っても青くなるもので呉須釉とか瑠璃釉とか青釉とか作り手によっていろいろな名前でさまざまな調子の青い釉薬が使われています。
自分の場合は河井寛次郎先生の多用した青を念頭に置いて調合しています。
決して派手ではなく渋い調子の青でありながら、色は淡くなった時でさえ深みのある空の青さや海の青さのようなあの釉薬です。
それで名称も河井先生常用の呉州釉の文字を用いております。
こうして筒描きで絞り出して紋様したものに呉須釉を合わせるととたんに河井先生の感じになってしまって、まあこういうことをするといろいろとご批判もあるかとは思いますが、自分としては河井先生や他にも敬愛する諸先輩方の仕事はやはり一度きちんと学んでおきたいという気持ちもあるのです。

SML個展にてご覧いただきます。
by slipware | 2015-12-18 00:33 | 食のうつわ | Trackback