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初窯 2008.12.3/6:30

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詰め込んだ薪が少し減るたびにまた次を入れて6時までこの作業を続けて焚き終えた。
30分間のこの作業で温度は急激に下がって805度。
すぐに焚き口にもレンガで蓋をして高圧になった窯から炎が吹き出す隙間は全て砂まじりの泥で目止めする。
隙間の多い煙突はとても塗りきれないので針金で縛った下2段はそのままにしたがただ積んだだけの上5段をはずして再び蓋をする。
このように不完全燃焼の黒い煙で燻し込むのが瓦や須恵器などの焼き方なのだ。

これで今回の窯焚き作業は完了。
使ったのは丸太と松割木が16束で時間はゆっくりとした乾燥のためのあぶりを入れて36時間と45分。

写真はフラッシュをたいたので白っぽく見えるが実際は隙間から真っ黒な煙が出ています。
by slipware | 2008-12-04 19:31 | 窯のこと
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