21時に松の丸太と中割木とに切り替える。
温度は1030度。
23時に煙突にもう1段レンガを積み合計6段としてさらに引きをよくする。
温度は1165度。
日付が変わって3日の1時に煙突の7段目を積むと同時に焚き口にも3段目を積む。
温度は1210度。
2時からは中割りのみに切り替える。
温度は1170度。
3時30分に一応の目安にしていた1230度に達する。
煙突からの炎はかなり勢いよく1メートル以上も噴き上がる。
ここからこの高温域でしばらく引っ張る。
このくらい時間をかけて昇温し、また高温を続ければ温度計の場所だけではなく窯全体もうつわ自体もそれほど大きな温度差もなく近い温度になる。