昨日11月30日の午後に轆轤したものをあるものは底を少し削ったりして仕上げて外に出す。
日差しの強い季節にはこういうことをすれば急乾燥が過ぎて歪んだり割れたりしてしまいがちだが今の季節なら片側ばかりが乾かないように時々陽のあたる方向を変えてやるだけであまり心配はいらない。
初窯のために作ったものは鉄鉢型の碗とコップがそれぞれいくつかづつで煙突もないので温度はそれほど上がるとは思っていないものの一応は須恵器のような燻し焼きにするつもりで赤土で準備した。
ともかくは凍り付くような寒い季節になる前に窯自体をしっかり焼き固めておくことが肝心なのだ。
このまま夕方まで置いたが口縁だけは乾いたもののうつわの下半分にはまだまだ湿気が残っている。