装飾もなしでシンプルにかたちして釉も使わずただ高温で焼いて固めただけの須恵器は土の上に投げ出してもしっくりと馴染むような気がします。
この土日月の3日間いつも仲良くしていただいている近くの彫刻家のオープンスタジオに合わせて、共通の知人もあることで去年から取り組んでいる須恵器の成果をあな窯のそばに並べてみました。
自分自身も生畑に窯を築いて10年あまりですのでその間に作った粉引やスリップウェアなど須恵器以外のものもあわせて見ていただけるように薪小屋やのぼり窯のまわりにも置いたので興味のある方はこの機会にどうぞおいで下さい。
工房まわりでの野外展示はしっかりやればなかなか面白そうなのでいつか今度は準備をちゃんとしてやってみたいと思います。