焼締 鉢 2006頃 d:180mm h:55mm
自分にしては珍しく口縁まで薄く轆轤で伸ばした高台も無いべた底の鉢です。
釉も掛けずに古い常滑の碗のようにただ沢山積み重ねて窯に入れたなんということもない六寸鉢ですが、そういうなんということもないという性質はうつわには欠かすことが出来ないものだと思っています。
いつかこのままの感じで黒い須恵器にも焼いてみたいと思います。
春の草萠舎展の会場でいろいろと撮りながら途中で益子に行ってしまってそのままになっていましたのであらためまして順次紹介します。
会場の
ギャラリーアールは1階と2階に別れていて当初1階にスリップウェアを2階には白無地のものをというつもりでいたのですが
会期直前の春の窯で白無地のものが今一つ上手く行かなかったので急遽2階には残っていた以前の窯のものからいろいろと選んで持って行きました。