「ほっ」と。キャンペーン

タグ:黄釉 ( 26 ) タグの人気記事

黄釉 土鍋

b0027248_21254471.jpg

黄釉 土鍋  2016秋


先日のフクギドウ個展でもご覧いただきましたが数年ぶりに土鍋にも取り組みました。
エッグベーカーや一人用キャセロールほどの小さなもの、対流しやすい丸底の炊飯鍋、ジャムなど作るのに良さそうな片手鍋、ストーブの上で豆やシチューをゆっくり煮込むような大きめの寸胴などいろいろ作りました。

12月3日からのknulpAAgalleryでの個展でご覧いただきたいと思います。
[PR]
by slipware | 2016-11-27 22:34 | そのほかのもの | Trackback

黄釉 彫紋筒

b0027248_862612.jpg

黄釉 彫紋筒  2014年春


筆筒なのか花入れなのか自分でもよくわからないこういう筒状のものも好きで折々にいろいろと作ってきました。
これは黒豆の灰を使ったスリップウェアなどでも用いている釉薬です。

窯の中で隣のものと少しくっついたあとがありますがこういうのは人によっては傷物として扱われることも多いのはわかりますが、ちょっとした歪みや降りもの、窯傷、くっつき跡などは工程の必然から生まれた自然なもので、自分自身はこのくらいはちょっとしたチャームポイントのようなものだと思っています。

こちらは間もなくはじまるobjectsの個展でご覧頂きたいと思います。
[PR]
by slipware | 2014-05-27 07:57 | そのほかのもの | Trackback

鉢 練上 

b0027248_21565612.jpg

鉢 練上 2013春 h:41mm d:175mm


こちらも練上の鉢ですがこういう鶉手と呼ばれる紋様のほうが継ぎ目も多く傷が出やすいのではないかと予想していましたが今回はむしろこちらのほうがうまくゆきました。
規則正しく土を重ねてあるためか土の違いによる歪みもうまく分散して全体としては割合問題なく出来るような印象を受けました。

いかにも練り上げらしいこういう伝統的な紋様はさすがに無理がないのかなとも思いました。
矢羽状の紋様をシャープに長く伸ばすのに苦心しましたがなかなか満足な結果を出せたのではないかと歓んでいます。

練上のような丹念に仕上げてゆく仕事は自分の性に合わないといえば合わないのですが、それでもこの技法ならではの結果には大いに惹かれるものがあるので、またまとめてじっくりと取り組みたいと思っています。



さて、高島屋大阪店の個展もいよいよ始まりました。
スリップウェアはもちろん、呉洲釉や辰砂釉、須恵器、白磁、チョーク描、それにこういう練上など、今取り組んでいる様々な技法のうつわをたくさん準備して、会期中は毎日会場でお待ちいたしております。
ぜひお越しください。
[PR]
by slipware | 2013-04-24 10:00 | 食のうつわ | Trackback

器と雑貨 トナリ

岐阜県の揖斐川町で古い郵便局跡の建物を改装してカフェをされているcafe notariさんがこのたびトナリという器と雑貨のスペースを併設されました。
トナリのためのさらなる改装も御自身や御友人たちの手でされている最中の夏の暑い日にお越しいただいたオーナーの林さんによればお店があるのはここ生畑にも負けないくらいの山奥だとのことでした。
とは言っても郵便局があるくらいですからそれほどでもないだろうとぼくは思っていますが、またお訪ねする日を楽しみにしております。
写真で拝見した店内はゆったりと心地よさそうなうつくしい空間でした。
今回中部地方では初めてぼくのうつわを置いていただくことになりありがたく嬉しく思っています。
カフェのメニューにはぼくの好きなマリアージュフレールのフレンチブルーもあるようです。
便利な場所ではないのかもしれませんがぜひドライブがてらお訪ね下さい。


・器と雑貨 トナリ
〒501-0804 岐阜県揖斐郡揖斐川町東横山650−4
電話 0585−52−2312
営業時間 11−16 不定休
cafe notari
[PR]
by slipware | 2012-09-28 08:40 | お取扱い店舗 | Trackback

スリップウェア 角鉢

b0027248_20461021.jpg

スリップウェア 角鉢 2011年夏  h:52mm w:288x250mm


この鉢は今回の新しい窯のものではなく前回夏に焼いた時のものです。
あの英国の古いスリップウェアの静謐な気配の縞物になんとか近付きたいと思いながらも不器用な自分はこういうそれなりに大きさのあるものをなかなか一息に描き切ることができませんでした。
線はゆらぎ、途切れ、乱れに乱れてこのような有様ですがそれでも横くべの薪に触れそうに近い場所にあったものならではのムラムラとした釉の上がりと相俟って一種独特の調子のものになりました。
この鉢は結果からすると自分なりには満足に引けたと思う縞にも負けない好きなものになったのです。
展覧会のDM用にしようかとも思って置いていましたが今回東京のSM-gでのスリップウェアばかりの企画ゴールデンスリップウェア展の中に選んで送りました。

長年自分のものを見て下さっている方にこれをお選び頂いたことをありがたく嬉しく思っています。
[PR]
by slipware | 2012-05-09 21:15 | slipware | Trackback

dieci

大阪のセレクトショップショップdieciの田丸さんご夫妻が先日お出で下さいましてスリップウェアを中心にお店でお取り扱いいただくことになりましたのでお知らせいたします。

ここともうひとつのブログ「うつくしいものさがします」を御覧戴いていたそうでスリップウェアのかけらの冊子SLIPWARE -Found in the Thames-の注文を頂いたのがきっかけでスリップウェア好きのお店とのご縁がまたひとつ結ばれたことをありがたくまた嬉しく思っております。
お越しいただいた時においしいお菓子と共にプレゼントしてくださったのが1800年代半ばという好みも好みの素晴らしい南仏の黄釉に包まれたうつわで、自分の好みをよく知っていただいていたことに驚きました。
またうちにあるいくつかのものをご覧になって歓んでいただいたこともうれしいことで、おなじものを見てうつくしいという想いを共有できることは立場も暮らしぶりも違う初対面同士の気持ちをぐっと結びつけてくれました。
dieciさんを通じてまたこういう歓びの輪が繋がり拡がることを楽しみにしております。

b0027248_23445464.jpg



営業時間や詳しい場所などはお店のサイトをご覧ください。

dieciトップページ
ご紹介いただいているページ
[PR]
by slipware | 2012-01-27 14:31 | お取扱い店舗 | Trackback

スリップウェア 鉢

b0027248_9203545.jpg

スリップウェア 鉢 2003秋  d:345mm


ぼくがやきものを作りたいと思ったのは学生時代の後半頃のことでリーチさんや古い英国のスリップウェアを見て泥で描いたその線の表情に大変心惹かれたからでした。
そんなわけで自由に作業させてもらえる陶芸教室を見つけてそこでさっそくスリップウェアの試作を始めましたがその頃はまだ現物を手にしたこともなくただ美術館でガラス越しに見たことがあるのといくつかの写真を見るだけで、柳宗悦や濱田庄司が書いている文章を頼りにあれこれ試行錯誤していたのです。
土を揉むことも満足に出来なかった頃のことですからかたちを作るのはもちろんのこと、陶芸入門の本を読むだけの知識では2色の泥の扱いや釉薬のことにも苦心したのは当然のことでした。
学校を出たあとは京都の府立の専門校で一年間轆轤を学びながら、そしてその後の立杭での弟子時分は他のやきものにも関心を拡げながらスリップウェアの試作は少しづつ続けていました。
1998年に生畑で独立後の初窯を焚いた時からしばらくはまだまだわからないことも多かったのですが、ようやく全力で取り組み始めて原料の扱いなど技術的にも一応の目処が立ったのが2000年頃でした。
そして2003年のはじめてのスリップウェアだけでの個展をきっかけにひと窯全部スリップウェアを焼いたのです。
この時の窯は幸い全体がなかなかきれいな焼け上がりで、中でもかたちはほぼ英国の古いものと同じですが本歌とは違う信楽土の緋色や灰釉の表情、そしてよほど太い線で描いた紋様などが気に入ったこの鉢はもちろんその個展にも出し、またその後も何度かの機会に展示しましたが大きさもあるもののためか手元に残っておりました。

このブログの開設以来アイコンに使っているのもこの鉢ですがこれをご覧になった方から問い合わせをいただき、このたび納めさせていただくことになりましたのでこれを機会に改めてここに紹介したいと思いました。
[PR]
by slipware | 2011-05-18 10:39 | slipware | Trackback

スリップウェア 角鉢

b0027248_2241625.jpg

スリップウェア 角鉢 2010秋  


以前にも同じかたちのものを紹介しましたが2000年以来何度も繰り返し使っている型を用いた角鉢です。
轆轤で作ったものにはスリップウェアの長く続く線は描きにくいので点打ちしたものを色々と作るようになったのですが、近年はこういう型のものにも点紋様をしています。
少し窯傷が出て自家用にしたマグカップが点紋様(この写真の左奥のものと同じタイプ)なので日々使っているうちに点紋様が好きになってきたのかもしれません。
[PR]
by slipware | 2011-02-12 23:11 | slipware | Trackback

スリップウェア 角鉢

b0027248_9113697.jpg

スリップウェア 角鉢 2010秋  h:34mm w:315x163mm


今回新しく作った長方形の型による鉢です。
また今回は縞ものを多く描きましたが、まだまだ充分な結果は出ていないけれど古い英国のスリップウェアにあるようなあの静かな長く続く線で縞紋を描くこつが少しつかめたような気がします。
それからこの長方鉢もそうですがやはり古い英国のものの多くがそうであろうと考えられる内型を今回から多く採用しました。
今まではぼくの場合はどちらかというと外型が多かったのですが、内型もいくつかの技術的な問題が解決したので少しづつ慣れてゆこうと思っています。
とはいうものの、スリップウェアの工程においては外型の方がより有利な点も多くあるとは考えています。
あえて内型を使い始めたのは古いやり方をなぞってみることで見えてくるものに関心があるためです。
[PR]
by slipware | 2010-10-07 09:30 | slipware | Trackback

スリップウェア 鉢

b0027248_8512488.jpg

スリップウェア 鉢 2010秋  h:40mm d:212mm


折り返しながら描いた複線格子紋の鉢です。
釉薬の青味はどうやら原料に用いている丹波黒豆の鞘の灰によるもののようで再調整はしたものの釉掛けが厚いと出るようです。
[PR]
by slipware | 2010-10-07 09:03 | slipware | Trackback