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松江のobjectsに関するお知らせふたつ

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ひとつめはすでにお伝えしておりますとおり本来3月21日〜31日に予定しておりました松江のobjectsの個展を延期させていただきました。
あちこち大変ご迷惑をお掛けしてしまいまして申し訳ありません。
この個展の会期は5月30日(金)~6月9日(月)になりましたのでお知らせいたします。
よろしくお願い致します。

これはお店側企画の「古いモノ 展」と会期を入れ替えていただいたのですが、このことでこの企画の準備期間はふた月あまり縮まってしまいました。
そこでお詫びの気持ちも込めまして自家からも沢山ではありませんがこの企画に協力させていただくことになりました。
傷物も多いですがそれぞれ骨格も味わいもある、自分にとっては長いものは10年以上は手元に置いて大いに学ばせていただいた思い入れもある古いモノたちです。
これがふたつめのお知らせです。

もちろんobjects佐々木さんの準備されたものもすでにwebなどでご紹介のものを見れば大変魅力的なものがたくさんあり、自分も幾つかについては問合せました。
会期を延ばして頂いて制作の準備を進めているので残念ながら見にゆくことは出来ませんが、大変楽しみな会になることかと思います。

うちからお届けしたものはアメリカ、琉球、丹波、薩摩の古陶などです。
古いモノ展は3月21日(金・祝)~3月31日(月)です。 
ぜひお訪ねになって楽しんでいただければありがたく存じます。
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by slipware | 2014-03-20 09:54 | お知らせ | Trackback

南丹市工芸家協会ワークショップ

南丹市工芸家協会ではこのたび下記のワークショップを企画いたしました。

とくにやきものに関しましてはぼく自身も大いに関わっておりまして「陶器とはそもそもいったい何であるか」ということを再確認してその発見の喜びと驚きを実感して頂ける内容を三回シリーズで企画しました。

一般的に言って今陶芸を学ぶということは陶芸教室であれ学校であれ陶芸用の粘土や電気轆轤やマイコン制御の電気窯などが準備されていてそこで何かを作るという場合がほとんどではないかと思います。
しかしながら実際にはそんなところから陶器を始めたのでは非常に曖昧になってしまうやきものの本質があるのではないかと思うのです。
焼けた土が固まったというその土と炎の出会いが呼び起こした不思議な現象に出会ったその驚きと喜びが1万年前のやきものの原点に違いないのです。
この自然現象そのものが「陶」であり、人の暮らしが必要とした機能に応えた姿こそが「器」です。このことを実感と共に再確認してみようというのがこの企画の趣旨です。
自分自身がこの企画に関わらせて頂いて、これは職業としてやきものに関わる方にこそ参加していただきたいと思っております。

今春の第1回目の土器の回は八入窯・増田登志寿さんが担当ですが自分もぜひ参加したいと思っています。
秋になるか来春になるかは未定ですが第2、3回目はぼくが担当させていただきます。
きっと有意義な体験になるかと思います。
ぜひふるってご参加下さい。



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◎南丹市工芸家協会「ワークショップ」につきまして



◎『工芸を楽しもう』
自分の手から物が生まれる“よろこび”を、私たち工芸家と供に体験してみませんか。


○染織  「草木染の毛糸」でマフラーを織る。 【染織・矢原工房】矢原早苗 Sanae Yahara
美山近郊で採取した植物で毛糸を染め、数本の木の棒を使い原始的な織物の技法である「いざりばた」でマフラーを織ります。1本の糸から布が生まれ、自分で身につける喜びをともに楽しんでいただけたら幸いです。

日時
3月22日(土)AM10:00~PM4:00
場所 美山かやぶき美術館
参加費  2,000円
募集人員 10人(要申込)
【染織】のお問い合わせ 矢原早苗 TEL0771−73−0083(PM6:00以後)



○陶芸  「全、3回シリーズで陶芸の原点を知って体験してもらう企画です」

やきものシリーズ・第1回目
「土器を作ろう ~土と炎との出会い~」【陶芸・八入窯】増田登志寿 Toshihisa Masuda


焚き火をしたら土が固まって雨に濡れてももう泥には戻らない何か違うものが出来あがった。この不思議な炎の働きは当時の人たちから呪術的な造形を呼び起こし、また同時にたいへん暮らしに役立つ実用的な新しい容器が生まれました。これが我が国で1万年ほど前から作り始められた縄文土器の正体です。

《近くの山で土を掘り、そしてかたちを作り、焚き火の炎で焼いてみて、縄文時代の人たちの感動を追体験してみたいと思います。》

日時(2回セットでの体験になりますので、以下の両日ご参加下さい)
3月30日(日)AM10:00~PM3:00 土を掘りに行き、かたちを作ります(作る物は自由です)
4月19日(土)AM10:00~PM3:00 野焼きで土器を焼く。*雨天の場合は20日(日)になります。 
場所 美山かやぶき美術館周辺(かやぶき美術館に集合)
参加費 3,000円
募集人員 20人(要申込)
【陶芸】のお問い合わせ 増田登志寿 TEL0771−75−0578



ワークショップ参加者で茶話会〈抹茶とお菓子付〉
染織・やきもの両コース参加の皆さんで、お茶を飲みながら作品について談笑します。
日時 4月26日(土)PM1:00~
場所  美山かやぶき美術館


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やきものシリーズ第2,3回目の予定です。 (詳細は随時お知らせ致します)


第2回目
「須恵器を焼こう ~窯を作って焼き締める、高温の窯への挑戦です~」 【陶・生畑皿山窯】前野直史 Naofumi Maeno

土器を手に入れた人たちはもっと頑丈で水が染み出すこともないやきものを工夫する中で、今度は囲った中に熱を込めて焼けばさらに頑丈なものになるということに気付いたのでしょう。現代のやきものではあたりまえに使われる「窯」の発見です。
「窯」を使ったやきものは、我が国には5世紀ごろに朝鮮半島から最先端の技術として伝えられました。これこそが初めての堅く焼けた須恵器と呼ばれるやきもので、この南丹市域にも幾つもの窯跡が発見されています。

《小さいながらも往時のような窯を作って、薪の炎で焼き締められた須恵器に挑戦してみます。》


第3回目
「釉薬の発見 ~多彩な陶器の着物~」 【陶・生畑皿山窯】前野直史 Nofumi Maeno

須恵器とはただ土を堅く焼き抜いただけのいわば裸のやきものでしたが、これが現代の華やかな陶器のように彩られるのはガラス質の衣装である釉薬の発見があってこそです。
釉薬は須恵器をより堅く焼き込んでゆく過程で、燃料となった薪の灰が窯の中で高温になった土と融け合うことで生まれてきました。
この自然発生的な灰と土との釉薬を工夫することで現代につながる様々な色艶の釉薬が生み出されました。

《身近にある土や石、それに植物の灰を使って幾つかの釉薬を試してみます。》
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お申込先 南丹市工芸家協会(南丹市役所 地域振興課内)
〒622-8651 京都府南丹市園部町小桜町 47番地 FAX0771−63−0653
対象 小学生以上 申込締切日 3月14日(金)必着(申込多数の場合は抽選)
申込方法 氏名・年齢・住所・電話番号を明記し、郵便またはFAXでお申し込み下さい。
*各講座とも昼食、飲み物をご持参の上、汚れても良い動きやすい服装でお越し下さい。


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by slipware | 2014-03-02 23:10 | お知らせ | Trackback