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そば 二寧(にねん)

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蕎麦猪口 白磁鎬紋 2009年春  h:75mm d:88mm


ある方の紹介で若いご夫婦に出会いました。
聞けばぼくがかなり以前に唐津の岸岳の土で作った斑唐津の小皿を使って下さっていたのです。
長く修行されてのち蕎麦のお店を出したいのでそのうつわをとのお話でした。
夢と希望の実現にこういう大変な時期にもかかわらず志を立てての出発にご縁をいただいたことにとても歓び感謝しています。

このたびの新規開店にあたって食器や酒器やいろいろと使っていただいています。
写真は軟質白磁の鎬紋蕎麦猪口です。
お店と一緒にうつわも工夫しながら成長して行きたいと願っています。

二寧は6月17日に下記の場所で開店します。
ぜひお立ち寄りください。


そば 二寧(にねん)
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場所は大阪の地下鉄谷町線の天満橋駅4番出口のすぐ近く。
法務局の南にあるスターバックスコーヒーの谷町筋を挟んだ向かい側の道を西に入った北側です。
昼 11:00-14:00
夜 17:30-21:30
定休日は日祝日で土曜日は昼のみの営業です。


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追記

そば 二寧は近い将来京都での開店を目指してこの大阪のお店をいったん閉じられました。
その折にはまたここでも改めて紹介させていただくつもりです。
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by slipware | 2009-06-17 20:27 | 食のうつわ | Trackback

スリップウェア 角鉢

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スリップウェア 角鉢 2009年春  h:46mm w:252×208mm


スリップの紋様は今まで割合おおらかなというか大胆なというかそういう線を多用してきましたが、今回はこういう細か目のものもいろいろと作ってみました。
フェザーコームと呼ばれる流し描きした線の上を針先などで撫でる技法と併用すれば一種の細密描写のようにくどくどしくなりそうなのでちょっと苦手だったのですが上手に使えばこれも効果的な紋様が生まれてくるのではないかと期待しています。
この角鉢の型は今回から新しく使いはじめたものです。
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by slipware | 2009-06-14 22:34 | slipware | Trackback

スリップウェア リム皿

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スリップウェア 皿 2009年春  h:40mm d:240mm


スリップウェアのリム付きの皿です。
こういうかたちの皿はヨーロッパにはしばしばあるようで、どういうものが最初なのかは不勉強で知りませんが古い時代のデルフトにせよピューターにせよあるいは現代に至るまでのさまざまな洋食器にせよむしろリム無しのもの以上に一般的のような気がします。
スリップウェアのリム付きの皿は日本ではそれほど知られていないかも知れませんが、テムズ川に捨てられたものを探していただいたたくさんの陶辺を見る限りはわりあい数があるもののように思われます。
紋様は、小さなかけらから全体はきっとこんな感じではなかったかと想像して作ってみました。
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by slipware | 2009-06-14 22:17 | slipware | Trackback

スリップウェア 小皿

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スリップウェア 小皿 2009年春  h:22mm d:110mm


スリップウェアの素焼き型の中で一番小さなものを使った小皿です。
これも工芸 花染さんの注文品で外側にも釉薬を掛けて絵替わりで仕上げました。
スリップウェアの鉢や皿に関しては古作の多くのようにぼく自身は内側のみに施釉して外側は土肌のままを楽しんでいる場合が多いのです。
オーブンに入れる場合に熱による影響がより少ないという実用上の理由もありますが、伏せて置いたときにお気に入りの信楽土のドームに炎が走った跡を眺めてほしいという理由からです。
炎と灰が吹き付けた痕跡は釉薬よりもむしろ土の部分にこそはっきりと記されているのです。
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by slipware | 2009-06-12 22:13 | slipware | Trackback

スリップウェア 楕円鉢

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スリップウェア 楕円鉢 2009年春  h:35mm w:195×135mm


いくつか準備しているスリップウェアの楕円鉢の中で一番小さな型を使ったものです。
工芸 花染さんの注文で外側にも釉薬を掛けて絵替わりで仕上げました。
今回の窯のスリップウェアの黄釉は2種類を使いましたがその一方は釉薬の厚くたまったところに藁灰のようなブルーの発色が滲んだように見られます。
これは炎の関係なのか少し作り足した時の調合の関係なのかわかりませんが自分のスリップウェアとしては初めてのことでこれはこれで玄妙な感じもしてうつくしいものだと思っています。
次回で再現性があるのかどうかはわかりませんがちょっと楽しみなことです。
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by slipware | 2009-06-12 22:01 | slipware | Trackback

スリップウェア 湯飲茶盌

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スリップウェア 湯飲茶盌 2009年春 左端 h:92mm d:93mm


ひとつひとつかたちや大きさや装飾を変えて楽しみながらたくさん作ったスリップウェアの湯飲茶盌の一部です。
暮しの器 むぎわらさん工芸 花染さんにもそれぞれ送らせていただきました。
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by slipware | 2009-06-12 21:37 | slipware | Trackback

工芸 花染さん

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コーヒーカップ&ソーサー 糠釉 2009年春 ソーサー d:175mm


こちらも長らくお待たせしていた大阪府島本町の工芸 花染さんにも5月29日にようやく納品をすませることが出来ました。
お店のサイトには今回のものも早速いくつか紹介していただいています

写真は花染さんとの最初のおつきあいの頃にたくさん扱っていただいた糠釉のカップ&ソーサーを6,7年ぶりでほぼそのままに作ってみたものです。
ハンドルを付けるのが少し手慣れてバランスが良くなったような気がします。
この糠釉のコーヒー茶盌以外は今回お届けしたもののすべてはスリップウェアの小さなうつわ類です。

お近くの方はどうぞお店をお訪ねになって下さい。
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by slipware | 2009-06-12 01:07 | お取扱い店舗 | Trackback

暮しの器 むぎわらさん

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お待たせしていた福島県郡山市のうつわ屋さん暮しの器 むぎわらさんにも5月22日にようやく荷物を発送しました。
窯出し後に急いで荷造りしたものでこちらで写真を撮ったりする余裕も無く、今回の写真はむぎわらさんの方のブログでその一部を御紹介いただいた時の御店主の松崎さんが撮って下さったお店での展示の写真をお借りして使わせていただきました。
白釉のカップ&ソーサー以外は今回の窯の新作です。

お近くの方はどうぞお店にお訪ねになって御覧ください。
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by slipware | 2009-06-12 00:36 | お知らせ | Trackback

窯焚き 2009春

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いろんなことがうまく行かず、予定を何度も何度も遅らせて再設定してもそれでも間に合わず、あちこちに約束の納期を守ることも出来ず、御迷惑を掛けてお待たせしていた窯焚きを5月12日から14日にかけてようやくすませることが出来ました。

写真は14日に日付が変わった頃の窯全体のものと後ろの蜂の巣と呼ばれる火噴き穴の側からのものです。
この何回かの窯焚きは窯が壊れそうに傷んでいるということもあってでしょうかこころのどこかで控えめになっていたためか奥の方で温度が上がり切らず焼け足りないしくじりを繰り返していたのですが、今度は窯が壊れても焼き切るということを念頭に、過ぎる程に焼き切るつもりで取り組んだ結果これは予想したとおりですが焼けすぎてかたちが壊れたりぶくが出たりしたものも相当にあったものの気持ちのよいくらいにしっかり焼くことが出来ました。

窯本体も相応のダメージはあったものの直せばまだ使えるくらいですみました。
窯は融け落ちて終わりになってもかまわないというつもりで思い切ってやらねばならない。
ひとは死ぬ気で全力で仕事に取り組まねばならない。
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by slipware | 2009-06-11 23:58 | 窯のこと | Trackback

梅皐庵オープンガーデンと作品展

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壺 丹波焼締 2002年頃   


既に使い切って無くなってしまったのですがこの壺に使った土は丹波篠山のとある工事現場を掘り返しているときに出ていた土で、トラック一杯だけいただいて帰ったものをとても気に入って使っていました。
いわゆる古丹波に用いられていた土とは違う系統の土ですが、今の丹波立杭の土工場で調整している土には奥土と呼んでいるこの系統の土が配合されているのです。
これは非常に鉄分も多くて粘りがあって、ねっとりとした感じの肌に焼き上がるあまり他では見ない感じの土でした。
窯の中で割れたりひびが入ったりという傷も出やすくて、また耐火度も弱くて焼けばかたちが崩れたり土が煮えたりというちょっとそういう意味では扱いにくい土でしたがこれは手に入るならぜひともまた焼いてみたい土でいつか結縁するのを願っています。

梅皐庵での2日間は奥村さん御一家や吉田さんはもちろんのこと、訪ねて下さった方々ともゆっくりとお話しさせていただき気持ちよく過ごすことが出来たことを感謝します。
居心地の良い空間と時間をみんなで作って下さったのです。
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by slipware | 2009-06-11 22:20 | お知らせ | Trackback