カテゴリ:茶のうつわ( 24 )

灰釉 湯呑茶盌

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灰釉 湯呑茶盌  2016夏


民藝の世界では昔から濱田庄司さんや金城次郎さんのたくさん手がけられた湯呑のかたちが後に多くの人も作るようになって濱田型、次郎型と呼ばれてある種の雛形にもなっています。
こちらはやはり多くの人が手がける胴紐の湯呑を轆轤する途中で上半をクッと内側に決める直前のフワッと膨らんだ姿です。
こんなものがニュースタンダードになり得るとも思ってはいませんが、轆轤というのも文字と同じでそれぞれの人の特徴が出るもので、これはなかなかひどいクセ字しか書けないとそういう意味では自分らしいかたちのものではないかという気がするのです。

画像現品だったかどうかはっきりしませんが同じようなタイプのものは12月3日からのknulpAAgalleryでの個展でご覧いただきたいと思います。
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by slipware | 2016-11-28 08:46 | 茶のうつわ | Trackback

丸紋 土瓶

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丸紋 土瓶  2016年春


こういう丸い胴を釉薬につけるやり方は益子や琉球にもありますが更に古くはやはり丹波の古陶に見られます。
自分としては今回初めてやってみましたが簡単なやり方でありながらそう単純では終わらない効果だなと感心します。

4月15日からのobjectsでの個展でご覧頂きます。
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by slipware | 2016-04-14 23:02 | 茶のうつわ | Trackback

飴釉 土瓶

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飴釉 土瓶  2016年春


こういう釉薬は窯の灰が釉の上に降りかかってさらに複雑な表情を見せてくれます。
釉薬の上に釉薬を重ねるようなこういう灰被きの効果を丹波の古陶から学びました。

4月15日からのobjectsでの個展でご覧頂きます。
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by slipware | 2016-04-14 22:53 | 茶のうつわ | Trackback

糠釉黒打 土瓶

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糠釉黒打 土瓶  2016年春


土瓶もうひとつ。
糠釉の土瓶は生田和孝先生も清水俊彦師匠もたくさん作られました。
だからこそ、自分はあえて避けてきたようなところがありましてまだ多分10個もないかとも思います。

4月15日からのobjectsでの個展でご覧頂きます。
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by slipware | 2016-04-14 20:31 | 茶のうつわ | Trackback

糠釉 土瓶

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糠釉 土瓶  2016年春


伝統的な陶器の中でも土瓶は特にかたちが機能に規矩され、見た目の安定感と使い勝手のどちらの面からしても本体と蓋、注ぎ口、耳のバランスが重要でさらにこれに持ち手を考える必要もあるので陶工にとってはなんとも難しく、またやりがいのある仕事だと思います。
立杭時代に師匠もいつもたくさんの土瓶を仕上げておられましたが、自分もいつかはやりたいと思いながらやはり難しいのとなかなか手がかかるので今までそれほど多くは作れないで来ました。
今回objectsの個展ではやはりそれほど多くは出来ませんでしたがいくつかの土瓶をひさびさに作りました。

4月15日からのobjectsでの個展でご覧頂きます。
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by slipware | 2016-04-14 20:03 | 茶のうつわ | Trackback

湯呑茶盌 灰釉/呉洲釉

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湯呑茶盌 灰釉/呉洲釉  2015年末


今回はお茶やコーヒーなどに使えるうつわも数をたくさん作りました。
湯呑茶盌、抹茶茶盌、マグカップです。
抹茶といえば慣れない方からすると利休や茶道を想像してなんとはなしに敷居が高いような気がするのではないかと思いますが、お湯を入れて混ぜれば出来ると、まあそう言ってしまえば今度は茶道の方からはお叱りを受けそうですが、そういうインスタントコーヒー並みにお手軽に楽しめるものでもあります。
自分も日々いわゆる茶道の茶の外側で茶を楽しんでおります。

SML個展にてご覧いただきます。
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by slipware | 2015-12-16 16:55 | 茶のうつわ | Trackback

灰釉阿古陀 盌

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灰釉阿古陀 盌  2015年末


阿古陀のかたちは立杭での弟子時代に成っていた西条柿のかたちを見て以来気に入って盌やなどに時々使っています。
やきものの方からするとこの窪みに釉薬の流れができることと、光線の陰影が出ることによる独特な柔らかいニュアンスが気に入っています。

灰釉は鉄分の多い土と合わせてプリミティブな雰囲気で用いられることが多い釉薬ですが、今回はむしろ鉄分の少ない土に合わせて爽やかな印象に仕上げています。
SML個展にてご覧いただきます。
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by slipware | 2015-12-15 23:42 | 茶のうつわ | Trackback

絵替り コップ 六種

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絵替り コップ  2015年春


スリップウェアとは何かというと、文字通り泥によって装飾された器というのが自分の理解です。
古い英国のスリップウェアはすべて低下度の鉛釉であるとかそういう歴史的な事実と、この言葉の概念定義はまた別問題であると考えています。
ということからすれば、日本の刷毛目流し釉なども全てスリップウェアであるということになりますが、それは当然そうであろうとも思いますし、また英語圏の方に説明する場合はともかく、日本であえてそれをスリップウェアと呼ぶ必要はないとも思います。

そういう意味で刷毛目、指描き、櫛描き、点打ちなど、この画像のものはあえてそう呼ぶ必要はないものの、全てスリップウェアであると分類していいとは思うのです。

Msギャラリー12番丁での個展に出品しています。
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by slipware | 2015-05-22 20:56 | 茶のうつわ | Trackback

掛分 マグカップ 灰黒 

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掛分 マグカップ  灰黒  2014年秋        (撮影:竹花康氏)


写真は黒いカップに見えますが逆側は灰釉の掛分マグカップです。
左右に大胆に掛分けたものは鳥取の因久山の古いお皿をヒントにした吉田璋也さんデザインの牛ノ戸窯のものがよく知られますが、古い漆器にむしろはっとするほど大胆な赤と黒のものが見られます。
吉田さんの真半分に分けたアイデアのもとにはもしかしたらやはりそういうものが頭にあったのではないかという気もするのです。

今回自分もknulpAA gallery個展「灰の色 泥の色」に向けてこのような掛分けのものをいろいろと作りました。


こちらも12月8日までknulpAA galleryに出品しています。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

この写真は会場にて竹花康さんに撮っていただいたものです。
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by slipware | 2014-12-07 10:44 | 茶のうつわ | Trackback

掛分 小盌 灰黒

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掛分 小盌 灰黒  2014年秋


左右に半分づつ掛分けたこういうものはちょっと牛ノ戸焼みたいですが…
あれも古い漆器のデザインが源流にあるかもしれないなという気もします。

こちらもknulpAA galleryの個展に出品します。
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by slipware | 2014-11-28 08:26 | 茶のうつわ | Trackback